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人生の岐路には
必勝祈願の鍛刀祭を

燃え盛る炎の中で、悪を斬る剣を片手に持ち、鋭い眼差しとともに聳り立つ不動明王を御本尊に、勇気と活力の象徴としてその名を知られる「狸谷山不動院」にて、オリジナル「不動剣」を作ります。

一日貸切りとした不動院の境内にて、不動明王の見守る中、古来の技を受け継いだ刀工(刀鍛冶)が日本刀の材料・玉鋼を自在に操り、あなただけのための剣を作り上げ、鍛え抜きます。剣を制作する前後には、不動院の祈祷僧がご祈祷もいたします。
ご自宅で末永くお祀りいただけるよう、独自の飾り棚とともにお届けします。

他で体感しえない興奮に満ちた一日と、
不動明王が宿す比類なき力をあなたに。

不動剣は日本刀の原料と製法で作られます。

原料は日本のただ一箇所のみで製造される玉鋼。
刀工は熟練の技術でこの玉鋼を変幻自在に操り、松炭の生み出す炎の力を借りて、
不動剣の美しい姿と、他に負けぬ力強さを生み出します。
一日の長い作業を経て、制作の締めとして行われる工程が焼入れです。
剣に硬さと強さを与える非常に重要なこの工程は、日没後の闇の中で行われます。
周囲を取り囲む緊張感に満ちた空気の中、必要な炎を得られるその一瞬を刀工が見定め、剣を急冷。
剣に命が吹き込まれ、不動明王のお力と長年に渡る伝承が1つになります。

不動明王のお力が宿った新しい不動剣が、
この世に生み出される感動の瞬間に是非立ち会ってください。

一、祈祷

二、不動剣作成

鍛錬

 

鍛錬した玉鋼をさらに引き伸ばし、剣の形状をつくります。槌を斜めに入れて刃をつけます。

焼き鈍し

 

これまでの行程で剣に生じた圧力を藁灰の中で徐冷して取り除きます。

焼入れ

 

剣の形となった鋼を温め、急冷させて硬化させます。冷却開始の温度が極めて重要であり、最も神経を使う作業です。

三、完成祈祷

税込価格1,815,000円

※不動剣一本の制作と狸谷山不動院による制作前・完成後のご祈祷、オリジナルの収納箱、お札が含まれます。ご希望の場合は制作過程の一部に参加していただけます。
※オプションで鞘、柄、はばきに装飾を施したり、完成後にご訪問してご祈祷させていただくこともできます。詳細はお問い合わせください。
※ご祈祷から、お渡しまでは研ぎ師や鞘の制作の関係で半年ほどかかります。ご了承くださいませ。

狸谷山不動院

禅、律、真言、天台の四宗の要義を学び、木食行を体得すべく高野山に登った朋厚房正禅法師が参籠修行の場を探し求めて巡り合った洛北一乗寺村・狸谷の洞窟に、享保3年(1718)開山したのが、狸谷山不動院である。朋厚法師は洞窟のなかに、御本尊として、石造不動尊像を据えられた。明治の廃仏毀釈を経てもなお、再興され、現在も関西隋一の信仰霊場として広く人々に知られ、信仰されている。

刀鍛冶 将大

中西裕也(刀工銘 将大)。京都府南丹市出身。中学生の頃、日本刀の神秘的な美しさに魅了され、刀匠を志す。2005年、福島市の刀工・藤安正博さんに入門。7年間、修業を重ねる。2014年、亀岡市に「将大鍛刀場」を立ち上げ、日本刀を制作している。

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